大谷翔平に「ライバルという感覚はない」 現地で実感…吉田正尚が明かす“凄み”
吉田正尚が明かす…大谷翔平に「負けないぞ」のモチベーション
レッドソックスの吉田正尚外野手が、ドジャースへの移籍が決まった大谷翔平投手の凄みについて言及している。2人は今年3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンのメンバーとして悲願の世界一に導いた。
メジャー挑戦1年目を終えた吉田は「去年までは日本にいて、彼のプレーを2、3回しか見たことがなかったんですけど、こっち(米国)にきて報道もそうですし、周りの方の意見を聞いても……。今、世界ナンバーワンの野球選手というか。それを凄くこっちに来て感じますね」と驚きを隠せない様子だった。
エンゼルスに在籍した大谷とは、4月17日(日本時間18日)に本拠地・フェンウェイパークで対戦が実現。空振り三振を喫し、悔しい気持ちもあったが「同じ日本人選手として誇りです」と笑顔を見せた。
「ただ、プレーヤーとしては、ライバルという感覚はないんですけど、やっぱり同じ野球選手の中で上を目指している中では『負けないぞ』というか、モチベーションになっていますね」
春先に刺激を受けた吉田は渡米1年目の今季、140試合に出場してア・リーグ5位の打率.289、15本塁打、72打点、8盗塁の成績を残していた。