FA宣言7選手の去就が全員決定 守護神がメジャー、国内移籍3人はパ・リーグへ
松井はパドレス…国内FAの西川、山川、山崎はパ球団を選んだ
パドレスは23日(日本時間24日)、楽天から海外フリーエージェント(FA)権を行使してメジャー移籍を目指していた松井裕樹投手と契約を結んだことを正式発表した。米メディアによると、5年総額2800万ドル(約39億8600万円)。これで今オフFA権を行使した全7選手の去就が決定した。
国内FA宣言選手は5人。西川龍馬外野手は広島からオリックスへの移籍を決断した。今季はリーグ2位の打率.305をマーク。パ・リーグに移り、リーグ4連覇を目指すチームの一員となる。
山川穂高内野手は西武からソフトバンクへ。今季は自身の不祥事から僅か17試合出場にとどまり0本塁打に終わった。「マイナスからのスタート」と覚悟を決め、移籍を決めた。争奪戦となった山崎福也投手はオリックスから日本ハム入り。大争奪戦となったが、父・章弘さんが選手やコーチで在籍した“縁”ある球団を選んだ。
石田健大投手は熟考の末にDeNA残留。新たに4年契約を結んだ。平井克典投手も西武残留を決めた。今月20日に32歳になった右腕は年俸変動制の2年契約を結び、「まだまだやれる」と力を込めた
海外FAを宣言したのは松井とロッテ・田村龍弘捕手だった。田村は11月9日に残留を発表。「生涯ロッテで頑張りたいという気持ちから、こういう形にしました」と発表していた。
(Full-Count編集部)