大谷翔平は来季「4冠王もある」 元MLB左腕が断言…タイトル席巻は「余裕である」
2020年途中までMLBでプレーしたチェン・ウェイン氏
中日やオリオールズなどでプレーしたチェン・ウェイン氏が、高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」に登場。流暢な日本語で、ドジャース移籍が決定した大谷翔平投手を分析。来季は打者に専念することから、3冠王は「余裕であるでしょ」と語った。
チェン氏は中日時代の2010年に13勝を挙げるなど、落合博満監督が指揮する中で貴重な先発左腕として活躍。2012年からはオリオールズでプレーし、2014年には16勝をマークした。2020年途中までMLBでプレーし、その後はロッテや阪神にも在籍した。
日本とメジャーの野球を知る左腕も、大谷のポテンシャルには驚愕。「100マイル以上投げられる。スイーパー、フォームもあって長いイニングを投げられる」。野手としては「打球が速い。対戦したことはないですけど、見ていただけでもスイングが速い。バッティングとか見ていても、ボールがとんでもなく飛ぶ。打球のスピードがめっちゃ速い」と絶賛した。
大谷は今季、日本人初となる本塁打王に輝いた。来季は野手に専念することになるが、3冠王の可能性を問われると「余裕であるでしょ」とうなずいた。ベッツやフリーマンらと打線に並ぶことから「打点がエンゼルスの時より上がっていく可能性もある」と指摘。「打点は絶対あるし、打率もトップくらい、ホームラン王も余裕で獲れる。OPSもトップクラス。3冠王じゃなくて、4冠王もある。盗塁王も獲れるかも」と太鼓判を押した。