「ローテ何番手?」にド軍指揮官は爆笑回答 山本由伸に必要なメジャーで成功のカギ

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(左)と山本由伸【写真:Getty Images】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(左)と山本由伸【写真:Getty Images】

ロバーツ監督が絶賛「日本で何年もその実力を見せた。素質に賭けている」

 オリックスからポスティングシステムを利用してドジャースに移籍した山本由伸投手が27日(日本時間28日)、ドジャースタジアムで入団記者会見を行った。デーブ・ロバーツ監督は「球団にとってもファンにとっても大きな勝利だ。彼は最高級の男だ」と喜んだ。

 地元TV局「スポーツネット・ロサンゼルス」のレポーターを務めるキルステン・ワトソンさんの質問を受けた指揮官は、山本を「日本で何年もその実力を見せた。我々は彼の素質に賭けている。90マイル中盤の直球に対して素晴らしい制球力を持っている。4球種に対しての制球力も備わっている。ローテーションのトップを担える男だ」と絶賛した。

 先発ローテーションの1、2、3番手について聞かれると「あーはっはっはっは。まだ決めてないよ。今言えることは、タイラー(グラスノー)、ヨシノブ、ボビー(ミラー)がいる。そのうちわかるよ」と笑ってかわした。

 山本が結んだ12年総額3億2500万ドル(約461億円)は投手としてのメジャー史上最高額で、期間も投手では最長になる。NPBからMLBに舞台を移すことで「間違いなく課題はある。ボールの大きさや、一番は投球の量だと思う。NPBでは1週間に1度だと思うけど、こっちでは5~6日に1度は投げる」と話す。

 それでも「彼が心地よくやっていけるように、話を続けていく。彼にとって理にかなうスケジュールで進めていく。我々がこれまでに話してきたことの1つは、どの球団にも劣らない層の厚さがあるということ」と“サポート”を約束した。

(Full-Count編集部)

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