敵軍もドン引き「人生で一番高い」 “本物ゴジラ級”…大谷翔平の高さ50m弾
振り返る大谷の1年…シーズン序盤に放った“記録的アーチ”
大谷翔平投手は2023年に44本塁打のアーチをかけ、初のア・リーグ本塁打王に輝いた。日本人離れした技術とパワーで、一流のメジャーリーガーすら驚く打球を放ち、記録も塗り替えてきた。大晦日を迎え、今回は4月30日(日本時間5月1日)に飛び出した7号ソロを振り返る。
17連戦の最終戦。敵地・ブルワーズ戦での一打は、3回の第2打席だった。元ソフトバンクのコリン・レイの内角カットボールを打ち上げると、高々と舞い上がった打球は、バックスクリーン右へ着弾。この一発は打球角度39度で、データ解析ツール「スタットキャスト」が2015年に導入されて以降、“最も高角度”の本塁打となった。
また、高さ162フィート(約49.4メートル)も同最高の数字だ。50メートルは、「SHIBUYA 109」が同じ高さ。怪獣映画のゴジラ(昭和シリーズ)の身長と同じ高さにもなる。
打たれたレイは「打球は見ていたよ。打たれた瞬間に入ると思ったね」とお手上げ。中堅手のジョーイ・ウィーマー外野手は「今までの人生で一番高く上がった打球だったと思う。高く上がりすぎたと思うけど、馬鹿げた打球だったね」と振り返っていた。
ベンチのフィル・ネビン監督も「スタッツを見たら114マイル(約183.9キロ)、打球角度39度と表示された。そんなホームラン、今まであまり見たことがない」と目を見開いていた。2024年はドジャースで、どんな打球で楽しませてくれるだろうか。
(Full-Count編集部)