大谷翔平の悲運は「有名な話だ」 真のスターに…ドジャースで得る“更なる価値”
MLB公式サイトが「今季楽しみなこと8選」を紹介
米国も2024年を迎え、MLB公式サイトは「今季楽しみなこと8選」を特集。1番手に登場したのは、ドジャースに10年7億ドル(約989億円)の契約で加入した大谷翔平投手についての話題だった。
同サイトのウィル・レイッチ記者は、2023年の顔でもあった大谷を1番に挙げ、「世界的なスーパースター、そして2度のア・リーグMVPを獲得した選手が、球界でも指折りのチームと契約した。(昨年の)一番の出来事はこれ以外にあるのか?」と紹介。投手としては1年間プレーできないが、「彼は球界で最高の打者の1人なので、その(投げれないという)事実は相殺される」と指摘した。
大谷はエンゼルス時代はプレーオフに1度も進出できなかったが、スターが揃う名門ドジャースでは、初のポストシーズン出場と、世界一を狙う。「オオタニがMLBの舞台でポストシーズンをプレーした経験がないことは有名な話だが、私たちはWBCで彼の活躍を目撃した。最高の舞台で最も輝く男だ」。MVPに2度輝いた大谷だが、MLBではプレーオフに進出し、活躍したかというポイントが、選手の価値をさらに引き上げることになる。
「ドジャースはまたも100勝を記録したが、ワールドシリーズを制覇することができなかった。もっと言えば、ポストシーズンで白星を挙げることすらできなかった。(この状況でドジャースに移籍をしたので)またオオタニの1年になるよう全てが整った。(球界は)彼の世界だ。そして、私たちは彼の活躍を目撃することができる」。チームを世界一に導き、大谷は己に新たな箔をつけることができるだろうか。
(Full-Count編集部)