田口は「2年契約が現実的」 MLB挑戦意向に米注目…懸念点も指摘「疑問を持つかも」
「トレード・ルーマーズ」が注目「2年契約が現実的だろう」
ヤクルトの田口麗斗投手に米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が注目した。将来的なMLB挑戦を希望していることを紹介し、左腕の注目ポイントと懸念点を指摘した。
田口は、順調なら今季中に海外FA権を取得する見込みで、昨年12月の契約更改交渉の席では、将来的なメジャー挑戦を希望していることを球団に伝えた。同サイトは1月1日(日本時間2日)に記事を公開し、マーク・ポリシュク記者は、「タグチは(海外FAの)サービスタイムを満たすまで、あと1シーズンに迫っている」と伝えた。
懸念点については、山本由伸投手が移籍する際にも指摘された身長を挙げた。「身長は171センチで、体重は83キロだ。何人かのMLBのスカウトは、必然的に彼の耐久性に疑問を持つかもしれない」としながらも、「2023年シーズンは28.5%の割合で三振を奪った。これは、キャリアハイだ。キャリア序盤では被弾も多少の課題だったが、2022年開幕から僅か2本しか許していない」とポジティブな面にも触れている。
契約内容については、パドレスと5年契約を結んだ松井裕樹投手の名前を挙げ、「同じ小柄で左投げのリリーフであるマツイと比べた場合、マツイの方が抑えの実績があって、MLBで挑戦するときの年齢も(田口と比べて)若い。なので、タグチには2年契約が現実的だろう。2024年に好成績を残せば、MLBからの好条件が提示される可能性が高くなる」と予想した。
(Full-Count編集部)