手元に残る莫大な“大谷資金”… 動かぬ古豪に苦言、米識者が命じた3人の大物獲り
カブスは大谷翔平を逃し…その後目立った補強はなし
大谷翔平投手のドジャース入りが決まり、最終候補の1つと報じられていたカブスはFA市場最大の目玉を失った。「FOXスポーツ」のアナリストを務めるベン・バーランダー氏はポッドキャスト「フリッピン・バッツ」でカブスの補強について、3人の大物獲得を進言した。
今オフ、大谷を獲得したドジャースはオリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた山本由伸投手、レイズからトレードでタイラー・グラスノー投手を獲得するなど大型補強を敢行した。一方、カブスは現時点で大きな補強はない。
カブスは2023年、ナ・リーグ2位につけながら、ワイルドカードで5位に終り、プレーオフ進出を逃した。オフにはデビッド・ロス監督を電撃解任し、2023年まで同地区ブルワーズを率いたクレイグ・カウンセル氏が新たに就任した。
バーランダー氏が提言したのはコーディ・ベリンジャー外野手とリース・ホスキンス内野手の獲得。ドジャース時代の2019年にナ・リーグMVPに輝いたベリンジャーは2023年にカブスで復活。打率.307、26本塁打、97打点をマークした。また、30歳のホスキンスは2023年は怪我で全休したが、2022年に30本塁打を放っている。
バーランダー氏は「この2人を獲得して、そして投手も心底必要としている。ショウヘイ・オオタニのために使うつもりだった6億~7億ドル(約853億~995億円)のお金をすべてベリンジャー、ホスキンス、ジョーダン・モンゴメリー(投手)の獲得に費やしてくれ。そうすれば、プレーオフに進出できるチームだと私は確かに思っている」と積極補強を促した。
(Full-Count編集部)