直近2年でわずか1発、トレード加入も打率1割台 DeNA悲願Vへ必須…復活待たれる選手

DeNAのタイラー・オースティン(左)と大田泰示【写真:荒川祐史】
DeNAのタイラー・オースティン(左)と大田泰示【写真:荒川祐史】

オースティンは来日4年目の昨季、22試合で打率.277、0本塁打

 26年ぶりの優勝を目指すDeNAは、新戦力を加えてチーム内競争の激化による底上げが期待される。近年苦しんでいる選手たちの力も加われば、さらなるチーム力アップにつながるはず。ここでは再起を図る選手たちを紹介する。

 タイラー・オースティン外野手は、来日4年目の2023年は22試合に出場して打率.277、0本塁打だった。2022年も38試合の出場にとどまり打率.156、1本塁打と低迷。2020年には65試合で20発、2021年には107試合で28発を放った大砲も、相次ぐ故障で期待に応えられていない。

 昨年11月に契約延長が発表された際には、球団を通じて「私自身としてもやり残したことがまだまだあると思っています。以前よりも強くなって帰ってきて、最高のベイスターズファンの皆さまと悲願の日本一が達成できるように頑張ります!」と誓っていた助っ人は、有言実行できるのだろうか。

 大田泰示外野手は、2023年は75試合で打率.217、4本塁打、15打点に終わった。34歳を迎える2024年はプロ16年目とすっかりベテランの域に差し掛かっているが、まだ老け込むには早い。日本ハム時代の2019年に20本塁打を放った打棒を取り戻したい。

 2023年7月にヤクルトからトレードで加入した西浦直亨内野手は、新天地ではわずか13試合で打率.111にどとまった。2020年には101試合に出場、2021年にも91試合で打率.223とチームの日本一に貢献しただけに、再び輝きを放つ日が待たれる。

(Full-Count編集部)

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