大谷翔平の契約が“格付け”1位に 「経営面でも大勝利」プレー以外でも高評価のワケ

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

「ブリーチャー・レポート」が大型契約の14選手を格付け…大谷が1位に

 大谷翔平投手がドジャースと結んだ10年7億ドル(約1001億円)の契約は米国でも大きな評価を受けている。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が3日(日本時間4日)に3億ドル(約428億円)以上の契約を結んだ選手を“格付け”。大谷が1位に輝いた。

 大谷の契約は総額の97%に当たる6億8000万ドル(約972億円)が後払い。贅沢税対象となるチーム総年俸には約4600万ドル(約65億7800万円)で計算され、球団が金銭的に圧迫されないようになっている。同メディアのザッカリー・D・ライマー氏はこれまでに3億ドル(約428億円)以上の契約を結んだ14選手の中で大谷を1位に選出した。

 この格付けでは将来の貢献度も予想して重視。後払いと経営面で「2つの重要なポイントを認める正直さが必要だ」と論じた。マーケティングや広告収入でドジャースは少なくとも年間5000万ドル(約73億円)を受け取るとされている。「ロースターにとっての勝利であるだけでなく、マーケティング部門にとっても大きな勝利あることを認識することが肝要だ」と綴った。

 大谷は右肘の手術により今季は打者に専念する。同メディアは大谷の理想的な将来として「2度目の肘の手術から回復した2025年に、MLB史上唯一の真の二刀流スターに戻ること」とした。「この男は2度の満場一致のMVPであり、WARは誰よりも高いが、それでも彼のWARは過小評価されている」とも述べている。

 また、仮に投手として復帰できなかった場合についても言及。「理想的とは言えないかもしれないが、オオタニには打者としての選択肢がある」とも。「40本塁打を放つパワーと、ゴールドグラブを争えるようなスピードと肩を兼ね備えた、典型的なスーパースター外野手として活躍する姿を想像するのは難しくない」と外野手としても成功を確信していた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY