西武・渡辺GM、日高のリスト漏れに驚き「外れたんだ」 何度も視察…注目した好素材
渡辺GMは山川の人的補償については「ある程度は絞っています」
西武の渡辺久信GMは5日、広島が国内フリーエージェント(FA)権を行使してオリックスに移籍した西川龍馬外野手の人的補償として指名した日高暖己投手について、「2年目で(プロテクトから)外れたんだ……早いね」と感想を漏らした。
広島が人的補償で獲得したのが日高だと知ると「富島高校の2年目! 見た、見た、何回も。今はわからないけど、高校生の時は(恵まれた)体もあって、将来性、伸びしろがありそうな投手だと思っていた」と話した。
西武も山川穂高内野手がソフトバンクへFA移籍しており、渡辺GMはこの日、人的補償を求めることを明言。ただ指名選手については「検討中です。まだ。なるべく早いうちに決めれたらいいなと思います。ある程度は絞っています」と話すにとどめた。発表時期についても「それは分からないですね」。ポジションなどで選択するのではなく「いろんなポジションで、どの選手が1番当てはまるか。ウチに入って機能するかとか、色々と考えています」と説明した。
山川の2023年の年俸は2億7000万円(金額は全て推定)で、西武では増田、源田の3億円に次ぐ3番目の高額選手としてAランクに属しているとみられ、西武は「人的補償あり」の場合は28人のプロテクトから外れた選手1人と年俸の0.5倍の金銭(1億3500万円)をソフトバンクに求めることができる。
(湯浅大 / Dai Yuasa)