大谷翔平に高すぎるグリフィーJr.の壁 自己最多を優に凌ぐ「8」…MLB公式が突破期待
今季超えられる可能性のある記録を紹介
ドジャースに移籍した大谷翔平投手は、2024年シーズンは右肘手術の影響で“打者一本”で臨む。昨季は二刀流でプレーしながら本塁打王のタイトルを獲得した。MLB公式サイトは、今季超えられる可能性のある記録と、選手を紹介している。
その中で、2015年にスタットキャストが導入されて以降、最長飛距離の本塁打であるノマー・マザラ(2019年)の505フィート(約153.9メートル)を超える最有力候補として挙がったのが大谷だ。2023年にシーズン最長飛距離となる493フィート(約150.3メートル)の本塁打を放っていることに加え、ドジャースに移籍したことで本塁打の出やすいとされるロッキーズの本拠地・クアーズフィールドでの試合機会は7回ある。
また、連続試合本塁打記録の更新にもアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)とともに名前が挙がった。現在の記録は8試合連続で、ケン・グリフィーJr.ら3人が記録した。大谷については、「過去3年間、投手としてもエリートレベルでプレーしながら、シーズン平均41本塁打を放っており、打者に専念すると考えると、とても恐ろしい。オオタニはこれまで3試合連続が最長だが、強力なドジャースのラインナップの中で、投手が彼を避けるのは難しくなるだろう」と指摘した。DH専念、強力打線のドジャースでプレーすることで、大谷がどこまで打撃成績を伸ばすのか、誰もが楽しみにしている。
他にも、ルーキーシーズンにおける最多奪三振記録の更新する最有力候補には、ドジャース・山本由伸投手の名前が挙がった。記録はドワイト・グッデンが1984年に記録した276個だが、「メジャーリーグに新たな天才がやってくる。彼は、グッデンのようにマジカルなルーキーシーズンを送ることができるかもしれない」と期待した。
(Full-Count編集部)