大谷翔平なら“天文学的”金額でも「元を取る」 同僚が予想、1013億円契約の付加価値
レイズから加入したグラスノーが大谷の契約について予想
ドジャースが大谷翔平投手に費やした10年7億ドル(約1013億円)の契約は北米プロスポーツ史上最高額となった。大きな“出費”にも見えるが、新たに同僚となったタイラー・グラスノー投手は「彼の契約である7億ドル分を10年のうちに元を取ると思う」と推測した。
グラスノーはYouTube番組「Show N’ Go With X」に出演し、元カージナルスのアナリスト、ゼイビア・スクラッグス氏と対談した。当初、大谷の契約は5億ドル~6億ドル(約724億円~868億円)ともいわれていた。グラスノーも「1年前の話だったと思うんだけど、周りの人たちと一緒に彼の契約を予想していたんだ。多すぎるかもしれないって議論していたんだ」と話していた。
結果的にはその予想すら上回る総額7億ドルの契約。ただグラスノーは「でもよく考えてみると、彼はロサンゼルスの市場にもたらす力がある。ロサンゼルスには、たくさんの日本人が住んでいる」と分析した。ドジャースにとっても「潜在的な収入と歴代最高の選手を獲得できるから、(獲得を)迷わなかっただろう」と振り返った。
大谷はドジャースのほかにブルージェイズやジャイアンツも移籍先の候補として挙がっていた。グラスノーは「彼は既に米国と日本市場を獲得しているので、カナダ市場も取り込むアイデアもいいと思った」とブルージェイズ入りが新たな市場発掘につながるともした。しかし、「ロサンゼルスの方が合っていたと思う。(他にも大物の選手とプレーできることは)とんでもないチャンスだ」と“強豪”に加入したことを喜んだ。
(Full-Count編集部)