若手躍動も…日本ハム復活狙う男たち 防御率9点台左腕、野手最年長の元盗塁王
中島卓也は昨季わずか17試合出場で2盗塁にとどまった
2年連続の最下位に終わった日本ハムだが、新庄剛志監督が積極的な若手起用を続けて新戦力の台頭が目覚ましい。一方で、かつては輝きを放ちながらも近年は輝きを失いつつある選手もいる。ここでは2024年に復活が期待される選手を紹介する。
2016年ドラフト1位の堀瑞輝投手は、高卒3年目だった2019年に53登板とブレーク。2021年は60登板で42ホールドを挙げ最優秀中継ぎに輝いた。2022年も41試合に登板したが、2023年はわずか5登板で防御率9.00。貴重な中継ぎ左腕だけに輝きを取り戻したい。
2018年に19セーブを挙げた石川直也投手は、2020年に右肘のトミー・ジョン(TJ)手術を受けた。2022年に3年ぶりの1軍復帰を果たしたが、2023年は16試合の登板で防御率5.87に終わった。
中島卓也内野手は2023年、1軍に定着した2012年以降では自身最少となる17試合の出場にとどまった。わずか2盗塁と自慢の俊足も影をひそめ、すっかり若手に出場機会を譲る形となった。プロ16年目はチーム野手最年長となったが、まだ今年で33歳。2015年には盗塁王のタイトルを獲得して遊撃手でベストナインに輝いた男が、もうひと花咲かせられるか。
2023年2月の春季キャンプ中に骨折して出遅れた淺間大基外野手も再起を図る。2021年は128試合に出場して打率.251。高い身体能力を発揮して熾烈な外野争いに参戦する。
(Full-Count編集部)