バウアー自信「僕は世界でトップ15に入る投手」 山本由伸からの“助言”も明かす

DeNAから自由契約となったトレバー・バウアー【写真:荒川祐史】
DeNAから自由契約となったトレバー・バウアー【写真:荒川祐史】

“衰えなし”強調「平均球速は2014年と同じくらい」

 DeNAから自由契約となったトレバー・バウアー投手が5日(日本時間6日)、ニューヨークの地元ラジオ局「WFAN」の「The Brandon Tierny and Sal Licata Show」に出演した。「僕は世界でトップ15に入る投手だ」と自信を示し、ドジャース入りした山本由伸投手からスプリットの助言を受けたことも明かした。

 現在の最速を聞かれると「キャリア最速の99.4マイル(約160.0キロ)を出した。平均球速は2014年以来の高さ、いや、同じくらいで、94.4マイル(約151.9キロ)だ」と“衰えなし”を強調する。

 球速アップの要因については「トレーニングをずっと続けていたこと。プロではシーズンが9か月、トレーニング期間が3か月ある。そんな中で18か月連続でトレーニングした期間があった。おかげで身体的に能力を上げる機会があったし、新しい球種も身に付けた。スプリットだ。日本ではみんな投げている。日本で少し助言をもらえた。山本と彼のスプリットについて話したりね。ほかも2人ぐらいと話した」。研究熱心な右腕らしいエピソードを披露していた。

  バウアーは2020年にナ・リーグのサイ・ヤング賞に輝くも、2021年に性的暴行などの疑いで女性から訴えられて出場停止処分を受け、2022年は出場なし。2023年にDeNAに電撃加入し、オフに自由契約となった。球団は再契約に向けた交渉を行っており去就が注目されているが、4日(同5日)には米ニュース番組に出演して「米国でプレーすることが目標。最高峰の舞台で戦いたい」とメジャー復帰を熱望していた。

(Full-Count編集部)

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