元広島右腕、ド軍で大谷らと共闘の可能性 戦力外→防御率0.70の“復活”で争奪戦に
2017年に広島でプレーしたブレイシア
ドジャースからFAとなっているライアン・ブレイシア投手は、昨季ドジャース移籍後に39試合で防御率0.70の好投を披露。米スポーツ局「MLBネットワーク」の敏腕記者ジョン・ヘイマン記者は5日(日本時間6日)、X(旧ツイッター)で6球団の争奪戦になっていると伝えた。
2013年にエンゼルスでプレーして以降はマイナー暮らしが続き、2017年には広島に入団。26試合に登板して2勝1敗1セーブ2ホールド、防御率3.00だった。日本を1年で去ると、翌2018年はレッドソックスで34試合で防御率1.60、WHIP0.77と覚醒。欠かせない戦力としてチームを支えていった。
2022年以降は成績を落とし、昨季は20試合登板で防御率7.29と乱調。5月にはDFA(事実上の戦力外)になった。しかし6月にドジャースとマイナー契約を結ぶと、すぐにメジャー昇格を果たして39登板で防御率0.70。WHIPも0.72と復活し、FAを迎えたのだった。
ヘイマン記者は、カージナルス、オリオールズ、レンジャーズ、ドジャース(残留)、エンゼルス、カブスが候補に挙がっていると紹介。36歳という年齢面はネックとなりそうだが、好条件を手にすることはできるだろうか。
(Full-Count編集部)