カレーは「毎日食べないよ」 イチロー氏に直球質問…DeNAドラ1が感じた人間らしさ

マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏【写真:荒川祐史】
マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏【写真:荒川祐史】

イチロー氏から手渡された直筆の年賀状を持って入寮した度会

 DeNAのドラフト1位ルーキー・度会隆輝外野手(ENEOS)が7日、神奈川県横須賀市の青星寮に入寮。交流のあるイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)から手渡された年賀状を持参し「イチローさんみたいになりたい」と、活躍を誓った。

 横浜高時代にもプロ志望届を提出したが、指名漏れとなって社会人に進んだ。イチロー氏とはENEOS時代から交流があり、何度もアドバイスを受けてきたという。ドラフト後には会食し、そこで直筆の年賀状を渡された。「会うたびに『パワフルだね』とまず言ってもらえて、『その明るさを保ちながら、一流選手になれるように頑張りなさい』という言葉をかけていただいたりしています」と話した。

イチロー氏からもらった年賀状を持参したDeNA・度会隆輝【写真:宮脇広久】
イチロー氏からもらった年賀状を持参したDeNA・度会隆輝【写真:宮脇広久】

 イチロー氏と交流する中で、「毎日カレーを食べるのですか?」と質問したことがあるという。「(イチロー氏は)『毎日は食べないよ』とおっしゃって、これだけ野球はすごいけれど、人間らしさも伝わってきました」とエピソードも明かした。

 入寮を終え、いよいよプロ野球選手としてのスタートを切る。「イチローさん、やりました、と言えるように今年1年頑張って、またおいしいご飯に連れて行っていただけたらなと思います」。3球団競合の末にプロ入りを果たした21歳は、満面の笑みを浮かべた。

(Full-Count編集部)

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