日本ハム、レイエス獲得を正式発表 メジャー通算108発…今オフ5人目の外国人補強
ドミニカ共和国出身の28歳…2019年に37本塁打をマーク
日本ハムは8日、新外国人としてフランミル・レイエス外野手を獲得したと発表した。ドミニカ共和国出身の28歳で、メジャー通算108本塁打を誇るスラッガーが新たに加わる。
レイエスは2018年にパドレスでメジャーデビューした。パドレス、インディアンス(現ガーディアンズ)に所属した2019年に自己最多の37本塁打、2021年に30本塁打を放った。2023年はロイヤルズに所属し、19試合で打率.186、2本塁打、7打点。同年5月中旬にフリーエージェント(FA)となり、このオフは日米の複数球団による争奪戦となっていた。身長196センチ、体重125キロの巨漢スラッガーで、メジャー通算548試合で打率.249、108本塁打、285打点をマークしている。
2年連続最下位の日本ハムは今オフ、積極的に補強を敢行。外国人はパトリック・マーフィー投手、アニュラス・ザバラ投手、アンドリュー・スティーブンソン外野手、孫易磊投手(育成)に続いて5人目となった。
○レイエス
「はじめに、日本で野球を続けられる機会をくださった北海道日本ハムファイターズへ心より感謝いたします。また、私の人生において、新たな国へ視野を広げられることをとても楽しみにしています。子どもの頃から今日まで継続していることでもある、毎日100%の力でプレーすることを約束いたします。ファイターズでの目標として、できる限り多くの試合に勝利し、日本一の栄冠を北海道へ持ってくることができるよう尽力いたします」
○新庄監督
「最近の外国人選手の中では、一番スイングスピードが速いんじゃないかな。とにかくパワーが凄いね。エスコンだと、サウナに入っている人たちが彼のホームランボールをキャッチするんじゃない? 力まず軽くミートするだけで、逆方向に放り込んだ映像を何回も見たからね。しかも追い込まれてから!! 気になるのは三振率が高いことだけど、エスコンは球場が広くないし、軽く振っても入るんだ、というコツを掴んでくれたら三振は減るし、率も上がってくる。今からラインナップを考えるのが楽しみになってきたばい」
(Full-Count編集部)