メジャー108発レイエス加入でどうなる? 内外野とも大激戦…日ハムのスタメン予想
レイエスは指名打者が有力、スティーブンソン加入で外野争いも激化
日本ハムは8日、新外国人としてフランミル・レイエス外野手と契約合意に達したと発表した。ドミニカ共和国出身の28歳で、メジャー通算108本塁打を誇る右のスラッガー。大砲候補の加入で、先発メンバーも変わってきそうだ。
レイエスの獲得を受け、新庄剛志監督は「最近の外国人選手の中では、一番スウィングスピードが速いんじゃないかな。とにかくパワーが凄いね。今からラインナップを考えるのが楽しみになってきたばい」と期待のコメントを残した。ここでは現時点でのスタメンを予想してみる。
このオフは新外国人野手としてレイエスの他に、アンドリュー・スティーブンソン外野手を獲得。昨年は3Aで44盗塁をマークしており、新庄監督は「1番や2番を争う存在に」と期待している。「1番・中堅」に据えると予想する。
レイエスは「4番・DH」に置き、その前後に清宮幸太郎内野手、万波中正外野手、野村佑希内野手と若手を配する。相手投手には脅威となるだろう。
新大砲の加入で、昨年は規定打席に到達し15本塁打を放ったアリエル・マルティネス捕手が外れる可能性もある。とはいえ捕手、一塁もこなせるだけに競争は激しさを増す。外野も同様でスティーブンソンの加入で、中堅を中心に大争奪戦が起きそうだ。
2年連続最下位の日本ハムだが、今オフはオリックスからFA宣言した山崎福也投手を獲得した他、外国人も積極的に補強。3月29日のロッテとの開幕戦は、どんなメンバーで臨むだろうか。