大谷翔平は「殿堂級」の守備力 一塁でも起用可能…元エ軍監督が脱帽するセンス
マドン元監督「本当に信用しているなら、一塁で起用することも可能だ」
元エンゼルス監督のジョー・マドン氏は、ドジャース入りした大谷翔平投手の起用法をどう考えるのだろうか。米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLBトゥナイト」に出演し、右翼、さらには一塁の可能性も示した。
同番組のアナリストを務める元ロッキーズGMのダン・オダウド氏から「以前から二刀流のオオタニが好きだと仰っていましたが、野手で1つのポジションでしか起用できないとすれば、どこを守らせますか? そのポジションに専念すれば、どれくらいの力を発揮すると思いますか?」と聞かれたマドン監督は「おそらく両翼だ。ライトがいいと思う」と答えた。
その理由は「(外野の)3つ全てを守ることができるけど、負担が最小限のポジションで起用したい」という。さらに「本当に信用しているなら、一塁で起用することも可能だ。打撃練習の際に打球を追いかけている姿を見たことがあるけど、(外野守備は)素晴らしい。あの肩はきちんとケアをすれば、どのポジションでも生きる。守備範囲も素晴らしい。なので、私はライトで起用する。あそこでもオールスター級で、殿堂入り級だと思う。それくらい(彼の外野守備は)優れている」と絶賛した。
大谷は昨秋受けた右肘手術の影響で、今季は野手に専念する予定となっている。デーブ・ロバーツ監督は左翼を守らせる可能性も示唆していたが、果たして今季守備に就く姿が見られるのが注目される。
(Full-Count編集部)