日本ハム新助っ人は大谷翔平クラス? MLB通算108発…大砲候補が備える衝撃のパワー
レイエスの昨季平均打球速度はメジャー18位の約150キロだった
日本ハムは8日、新外国人としてフランミル・レイエス外野手と契約合意に達したと発表した。2019年に自己最多の37本塁打、2021年にも30本塁打を放つなどメジャー通算108発を誇る28歳はメジャーでも“最強クラス”のパワーを誇る。
ロイヤルズに在籍した2023年シーズンは19試合出場で打率.186(59打数11安打)、2本塁打7打点にとどまったレイエスだが、インパクトは残していた。MLB公式のデータサイト「ベースボール・サバント」によると、平均打球速度は18位の93.0マイル(約149.7キロ)。大谷翔平投手は3位で94.4マイル(約152キロ)だった(結果を生み出した打球が25以上の選手が対象)。
37発を放った2019年は93.3マイル(約150.2キロ)で10位、30発だった2021年は91.9マイル(147.9キロ)で39位だった。メジャーでも屈指の爆速打球を放っていたことが分かる。昨年は2本塁打にとどまるも、その平均飛距離は422フィート(約128.6メートル)で14位だった(2本塁打以上)。本数が違いすぎるため比較にならないが、昨年44本塁打でタイトルを獲得した大谷も平均で422フィートだった。また、長打が出やすいとされる打球の速度と角度を組み合わせた「バレル率」も16.2%で21番目の数値だった。
レイエス獲得に際し、新庄剛志監督は「最近の外国人選手の中では、一番スイングスピードが速いんじゃないかな。とにかくパワーが凄いね」と印象を語っている。パワーヒッターがどんな打棒を日本で披露するか、今から楽しみだ。
(Full-Count編集部)