“1700億円大補強”の裏で…音沙汰ない最強左腕 ドジャース一筋16年、注目集まる去就
今オフ、ドジャースからFAとなったカーショー
ドジャースは今オフ、大谷翔平、山本由伸、タイラー・グラスノーといった主力投手を続々獲得した。総額1700億円を超える“超大型補強”を行ったが、気になるのは“生え抜きエース”の去就。FAとなっているクレイトン・カーショー投手については、大きなニュースが聞こえてこない。
カーショーは2006年のMLBドラフト1巡目(全体7位)で入団してからドジャース一筋。2008年にメジャーデビューし、ここまでサイ・ヤング賞を3度受賞するなど、通算210勝を挙げ、球団の顔となってきた。昨年も13勝(5敗)、防御率2.46と好成績を残し、球団はクオリファイングオファー(QO)を提示せず、FAとなった。
今オフ、カーショーは左肩の手術を受けた。復帰は夏頃と言われている。昨年12月には米スポーツ局「ESPN」の取材で「ドジャースと再契約するかまだ決断していない」と話していた。故郷ダラスが近い、レンジャーズへの移籍なども予想されていた。ただ、それ以降は音沙汰なし。その間、ドジャースは投手だけではなく、テオスカー・ヘルナンデス外野手ら続々補強を続けている。
2018年に大谷がメジャー挑戦する際のドジャースの面談では、カーショーも参戦して勧誘していた。その大谷がドジャースへ入団した今、常勝軍団を支えてきた左腕は、どんな決断をするのか。
(Full-Count編集部)