二刀流で迫った打者の栄冠「忘れてはいけない」 大谷翔平が“次の3冠王候補”

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ドジャース移籍で達成なるか「去年8月頃のオオタニは3冠王を捉えていた」

 ドジャースに加入した大谷翔平投手は、2024年は右肘手術の影響で野手に専念する。昨季は二刀流でプレーしながら本塁打王に輝いたが、打者一本でプレーすればどうなるのか。MLB公式サイトのブライアン・マーフィー記者は、次の3冠王候補に大谷の名前を挙げた。

「次の3冠王を獲得するのは、このスター選手かもしれない」との記事で、有力候補には大谷、フアン・ソト、アーロン・ジャッジ(ともにヤンキース)、ヨルダン・アルバレス(アストロズ)の名前が挙げられた。

 大谷は昨季、打率.304、44本塁打95打点をマーク。数字だけ見れば本塁打、打点は2021年に及ばなかったが、初の打率3割、OPSも1台を記録した。終盤は怪我の影響で欠場となったが、6月は絶好調で15本塁打を放つなど、中盤までは打撃3冠王も狙える位置にいた。

 記事では「忘れてはいけないのは、去年の8月頃のオオタニは3冠王を捉えていたことだ。彼は恐らく2番を務めることが大半だろうが、ドジャースに移籍したことによって打点をマークする機会が増えるだろう」と指摘。強打者がズラリと並ぶ打線に加わるということもあって、打点の増加を予想した。大谷の打点キャリアハイは2021年の100。昨季ドジャースで2番を打ったフリーマンは102打点をマークしている。

 ナ・リーグでは昨季はマット・オルソン(ブレーブス)が54本、139打点で2冠王に輝いており、タイトル争いをする中で大谷のライバルとなりそうだ。同記者は「オオタニがフィールド上でできないことがないことは、私たちは知っている。満票MVPを獲得した選手が、3冠王を防止される要素は何もない」と説明。打者に注力する今季のパフォーマンスに、期待が集まる。

(Full-Count編集部)

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