“電撃復帰”のメジャー右腕 上沢はマイナー契約、DeNAは3人目の投手補強…12日の去就
DeNAはアンドレ・ジャクソンを獲得
レイズは11日(日本時間12日)、日本ハムからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた上沢直之投手と、マイナー契約で合意したと発表。招待選手としてスプリングトレーニングに参加する。
2011年ドラフト6位で専大松戸高から日本ハムに入団。2014年に1軍デビューすると2021年にはキャリアハイの12勝をマークした。昨季は24試合で9勝9敗、防御率2.96。プロ通算173試合で70勝62敗、防御率3.19の成績を残している。ポスティングの交渉期間は午前7時で締め切られていたが、その約4時間後に球団から契約が発表された。
DeNAはアンドレ・ジャクソン投手の獲得を発表。身長190センチの長身右腕で、昨季はメジャーで19試合に登板して1勝3敗、1ホールド2セーブ、防御率4.99、61回1/3で57奪三振だった。チームは今永昇太投手がカブスに移籍、トレバー・バウアー投手の去就が未定の中、これで支配下では3人目の投手補強となった。
日本ハムはドリュー・バーヘイゲン投手と契約合意に達したと発表。2021年まで日本ハムで先発として2年間プレー。昨季はカージナルスで中継ぎとして60試合に登板して5勝1敗、防御率3.98だった。新庄剛志監督は「メジャーからのオファーを断って、バーヘイゲンがファイターズに戻ってきてくれるとは夢にも思っていなかった」も驚いていた。
指揮官は「うちの先発投手陣、どうなるんだろう? ハイレベルな争いが本当に楽しみだね!」とコメントしており、今季はまた先発での活躍が期待される。
(Full-Count編集部)