ヤ軍は「バウアーと契約すべき」 地元メディア熱望「今までより良い人間になる」
バウアーは「メディアに対してもっと優しくなる」
DeNAを自由契約となったトレバー・バウアー投手は今季の所属先がまだ決定していない。本人はメジャー復帰を熱望する中、ニューヨークの地元スポーツラジオ局「WFAN」の番組でホストを務めるブランドン・ティアニー氏がヤンキースと契約すべきと強く主張した。
昨年は地区4位に終わり、プレーオフ進出を逃したヤンキース。巻き返しに向け、カブスをFAとなった先発右腕マーカス・ストローマン投手の獲得に続き、バウアーとの契約を提言した。もう1人先発を加えないと今季も失敗に終わるとし、「神に誓ってもいい。私(がブライアン・キャッシュマンGM)なら今夜にでもバウアーと契約する。彼ほどキャリアを軌道修正する意欲にあふれた投手はいないだろう?」と訴えた。
バウアーは2020年にナ・リーグのサイ・ヤング賞に輝いた。しかし、2021年に性的暴行などの疑いで女性から訴えられて出場停止処分を受け、2022年は登板機会なしに。2023年はDeNAでプレーも、メジャー復帰を熱望している。
同局の記事は「性的暴行を受けたと主張する女性の訴訟で和解する必要がある。しかし彼は今までより良い人間になり、メディアに対してもっと優しくなる。ニューヨークで投げることも受け入れると明言した」と伝える。右腕は5日(日本時間6日)に「WFAN」の番組に出演し、メジャー復帰への思いを明かしていた。
バウアーが加入した場合、開幕時は先発ローテ3番手で、最終的にはカルロス・ロドン投手を抜いて、ゲリット・コールに投手に続くローテの2番手になる形をティアニー氏は見たがっていると記事は言及。「ヤンキースはしばらく時間をおいて、ブレイク・スネル(獲得)に戻るだろう。だが、私ならトレバー・バウアーを獲る。本当に獲る」とティアニー氏は強調している。果たして今季はどの球団のユニホームを着るだろうか。
(Full-Count編集部)