助っ人で唯一のHRも…打率.136で退団 鷹助っ人が異国で“就活中”、32歳の挑戦

ソフトバンクから自由契約となったウイリアンス・アストゥディーヨ【写真:荒川祐史】
ソフトバンクから自由契約となったウイリアンス・アストゥディーヨ【写真:荒川祐史】

アストゥディーヨはドミニカ共和国のWLに参戦中

 ソフトバンクを退団したウイリアンス・アストゥディーヨ内野手が異国の地で“就活中”だ。32歳にして初めてドミニカ共和国のウインターリーグに参加。しかし、打率.235と苦戦している。

 メジャー通算190試合に出場し、打率.267。ソフトバンク入団の際は、内外野だけではなく、捕手も守れるユーティリティとして期待されていた。しかし、結果はわずか20試合の出場で、打率.136、1本塁打3打点に終わった。

 ソフトバンクは昨季、アストゥディーヨの他に米独立リーグで2冠王のコートニー・ホーキンス内野手、フレディ・ガルビス内野手らを揃えたがいずれも好結果を残せず。シーズン途中にアルフレド・デスパイネ外野手を呼び戻したが、デスパイネも打率.071に終わった。結果的に助っ人野手4選手で本塁打を放ったのはアストゥディーヨの1本のみ。優勝を逃す一因となってしまった。

 アストゥディーヨはNPBをわずか1年で退団。今冬は母国ベネズエラのウインターリーグで51試合に出場。打率.293、2本塁打24打点と復調をアピールした。一方、ドミニカ共和国のウインターリーグでは、ここまで6試合で打率.235、0本塁打1打点と低調気味。今季で33歳とベテランの域に差し掛かる。日本で苦しんだ助っ人に新天地は見つかるのか。

(Full-Count編集部)

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