韓国人スターがトレードの可能性 米報道…“称号”得て高めた価値、来オフFA契約狙いか
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パドレスのキム・ハソンは昨季152試合に出場して打率.260、17本塁打
パドレスのキム・ハソン(金河成)内野手に、トレードの可能性が浮上した。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のパドレス番デニス・リン記者が「チームの中のトレード候補としては、今オフに最も関心を集めているのがキムだ。そしてその関心は広範囲に及んでいる」などと明かした。
リン記者は読者からの「ロースターのあらゆる穴を埋めるため、パドレスができる最善の努力がハソン・キムをトレードすることですか?」との質問に「そのように思える」と応じた。
さらに「少なくとも、パドレスは球団内部で数週間に渡りそのアイデア(キム・ハソンのトレード)について話をしている」と説明。一方で、3月20日に韓国・ソウルで行われる開幕戦前にトレードが起きるかについては「あり得る話だが可能性は高くはない」とし、「パドレスは2024年に(世界一に向けて)強いチームとして戦うことを望んでおり、キムは800万ドル(約11億6000万円)の契約で重要な価値をもたらす可能性はある」と分析した。
キム・ハソンは、昨季は152試合に出場して打率.260、17本塁打、60打点、OPS.749。2021年のメジャー挑戦後は守備の名手としてその地位を築き、昨季初めてゴールドグラブ賞を獲得した。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」も「ジ・アスレチック」の“トレード報道”に触れ、2025年は球団と選手の相互オプションであることから「キムはメジャーでの実績も積んでおり、来オフ再びFA市場に参戦することは確実であるように思える。もし彼との契約を伸ばすことができないとパドレスが感じた場合、トレードの可能性は残ることになる」と説明した。
米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は、投手補強を目的として、パドレスがキム・ハソンのトレードを引き続き狙っていることに言及。ダルビッシュ有投手が所属し、松井裕樹投手や韓国右腕コ・ウソク(高佑錫)投手らを獲得したが、さらなる投手補強に動く可能性が高そうだ。
(Full-Count編集部)
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