韓国人スター2人に“金銭トラブル” 暴行被害など訴え恐喝…柳賢振は3300万円を送金
元キウムのイム・ヘドン氏がキム・ハソンとリュ・ヒョンジンを恐喝か
韓国人メジャーリーガーのキム・ハソン内野手とリュ・ヒョンジン投手がトラブルに巻き込まれている。韓国の複数メディアによると、元キウムのイム・ヘドン氏が、元同僚のキム・ハソンを恐喝した容疑で警察に出頭し、取り調べを受けたという。さらにリュ・ヒョンジンに対しても脅迫があったと伝えている。
韓国中央日報は昨年12月20日、「キム・ハソンを恐喝した容疑者が警察の取り調べを受ける」との見出しで事件を報じた。伝えられるところによると、2021年に2人の間で起こった暴行が発端とされ、昨年12月になってイム・ヘドン氏がキム・ハソンに暴行のことを口外しない代わりに金銭の要求をしたという。
この喧嘩は、キム・ハソンが韓国を離れ、パドレスと契約を結ぶ2か月間の間に起きた出来事。キム・ハソンは、2018年にアジア大会を優勝したため、兵役免除されたが、韓国では兵役免除された選手でも最大60日の基礎訓練への参加が義務付けらる。代理人を務める法律事務所によると、この期間中に起きた事件で、法的な問題が起きれば兵役に就かなくてはいけない可能性があった。
もし強制的に兵役となっていれば、18か月から21か月に渡って配属され、2023年までパドレスに加入できない可能性もあった。これを逆手にとって恐喝を受けたとしてキム・ハソンが被害届を提出したことが判明すると、イム・ヘドン氏はインタビューで「キムは常に暴力をふるってきた」と発言したという。これに対して、キム・ハソンは名誉棄損としてさらなる被害届を提出している
さらに1月18日には、2019年の最優秀防御率投手にも問題が飛び火。イム・ヘドン氏がリュ・ヒョンジンに対しても金銭を要求していたことが明らかになった。韓国メディア「MBN」によると、ソウル江南警察署はイム・ヘドン氏を恐喝容疑で立件し、18日の午後にも拘束令状を申請したという。
報道によると、イム・ヘドン氏は2021年にリュ・ヒョンジンのマネジャーとして活動していた当時、個人的ないさかいを口実に現金を要求。警察はリュ・ヒョンジンが脅迫を受けた末、昨年3億ウォン(約3300万円)あまりを送金したと判断したという。また、イム・ヘドン氏が強く否定したことも分かっている。
(Full-Count編集部)