カーショーに引退の可能性も? 地元紙が示す3つの選択肢「決断は委ねられている」

ドジャースからFAとなっているクレイトン・カーショー【写真:ロイター】
ドジャースからFAとなっているクレイトン・カーショー【写真:ロイター】

ド軍は「喜んで迎え入れると明言している」

 サイ・ヤング賞を3度獲得しているクレイトン・カーショー投手は、今シーズンもドジャースのユニホームを着るのだろうか。昨年11月に左肩の手術を受けた通算210勝左腕の去就はまだ決まっていない。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」はドジャース残留、レンジャーズ移籍、現役引退の3つの選択肢を示している。

 カーショーは2006年のMLBドラフト1巡目(全体7位)でドジャースに入団。球団の顔として君臨してきた。昨年も13勝5敗、防御率2.46をマークしたが、ドジャースはクオリファイングオファー(QO)を提示せず、FAとなった。この2年間は単年契約を結び、3月には36歳になる。

 記事は、カーショーが復帰するのは今シーズン半ばで「復帰する前までにドジャースと契約するか、(地元の)テキサス(レンジャーズ)と契約するか、引退かを決めなければならない。おそらく肩が回復しない場合にのみ引退を選ぶことになるだろう」と予測する。

 さらに「明日でもスプリングトレーニング中でも復帰する準備が整った時にでも、どのチームと契約するかを(柔軟に)決められる。決断は完全に彼に委ねられている。ドジャースは喜んで彼を迎え入れると明言している」と、決断はカーショーの心ひとつであると解説。「(ドジャースへの)復帰が決まれば、大きな戦力となるはずだ。我々は今のところ、その展開を見守るしかない」と述べている。大谷翔平、山本由伸両投手ら総額12億2600万ドル(約1816億円)とも言われる大補強を敢行したドジャース。16年間プレーしてきたスーパースターはどんな選択をするだろうか。

(Full-Count編集部)

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