巨人がメジャー178発“大物”内野手と契約 米報道も…移籍サイトは欠点指摘
昨季はパドレスで59試合に出場し、打率.203、4本塁打
巨人がメジャー通算178発のルーグネッド・オドーア内野手と契約したと20日(日本時間21日)、米ニューヨーク・ポスト紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏が伝えた。
オドーアは昨オフにパドレスとマイナー契約を結び、開幕直後にメジャー昇格。59試合に出場し、打率.203、4本塁打で7月にDFA(事実上の戦力外)となっていた。
2014年にレンジャーズでメジャーデビューし、2015年から3年連続2桁本塁打を放った。自身3度の30本塁打以上をマークしている左の長距離砲は、メジャー通算1154試合で打率.230、178本塁打、568打点。阿部慎之助新監督のもと、4年ぶりの優勝を目指す巨人にとっては待望の野手補強となる。
一方で、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のマーク・ポリシュク記者は「レンジャーズで長い間セカンドのレギュラーを務めてきたことで知られている。しかし長所はパワーだけで、打席では不安定だった。四球の数は少なく、大量の三振を記録し、wRC+の平均(100以上)を2016年以降上回っていない。オドーアの通算wRC+も85だ」と指摘した。