“湯舟に座って1時間”止まらない説教 鉢合わせたら「やばい」…元助っ人語る落合監督

落合博満氏【写真:荒川祐史】
落合博満氏【写真:荒川祐史】

ホテルの食事会場やお風呂でお説教「入ってくる瞬間顔見ながら、やばい」

 巨人、メジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。中日やメジャーリーグで活躍したチェン・ウェイン投手をゲストに迎え、監督時代の落合博満氏についてトークを展開した。チェンは「落合さんお風呂好きだから……」と思い出を振り返った。

 チェンは台湾の国立体育大学から2004年に中日に加入。2008年に1軍定着すると、2009年には24試合に登板して8勝4敗、防御率1.54の成績で最優秀防御率のタイトルを獲得した。2012年にオリオールズに移籍してメジャー挑戦。8年間で59勝51敗、防御率4.18の成績を残し、その後はロッテと阪神でプレーした。

 中日時代には落合監督から指導を受け、2010、11年のリーグ連覇にも貢献。高橋氏から「シーズン中に負けたら怒られたりするの?」と質問されると、「いや、それはないです」と裏話を明かした。ビジター遠征時にホテルの食事会場で同席になると「ずっと1時間以上話続けます」とお説教が始まるようだ。

 最初は別のテーブルで食べていても「そっち行くしかないな」との雰囲気になることから、「入ってくる瞬間顔見ながら、やばい」と感じていたという。さらに「落合さんお風呂好きだから入ったら1時間くらい、そこに座って1時間くらい」とも。「勝手に出たら申し訳ないから」と話を聞き続けていたようだ。

 しかし、このお説教がチェンの助けになったという。「僕が言われたことで印象に残っているのが、『お前、インコース投げないと生きていけないよ』」。アドバイスを元にインコースを攻めるようになり、キャリアを築いていった。

 また、落合監督といえば怖いイメージもあるが、「僕はない、僕にはけっこう優しい」と関係性を明かした。さらに「日本人の選手には厳しいですね」とぶっちゃけ。流暢な日本語でのトークに、高橋氏も笑いが止まらなかった。

【実際の映像】「日本人の選手には厳しい」流暢すぎる日本語…落合監督を語るチェン

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