ドラ1以外全員戦力外…誰もいなくなった楽天2013年入団組 移籍で大成長の28歳も

パドレス・松井裕樹(写真は楽天在籍時)【写真:荒川祐史】
パドレス・松井裕樹(写真は楽天在籍時)【写真:荒川祐史】

松井裕樹がパドレス移籍…楽天在籍はゼロに

 楽天から海外FA権を行使してメジャー移籍を目指していた松井裕樹投手がパドレスと4年総額2800万ドル(約41億円)で契約を結んだ。2013年のドラフト1位で入団してから10年。同年のドラフト入団組は全員が楽天を去った。

 同年のドラフトで、楽天は9人を指名。その内、松井以外の8人が戦力外通告を受けている。ドラフト2位の内田靖人捕手は2022年オフに戦力外通告を受け、昨季は社会人野球・エイジェックでプレー。3位の濱矢廣大投手は2020年にNPBを去ってから、独立リーグ、メキシコ、イタリア、豪州などでプレーしている。

 4位の古川侑利投手も2019年にトレードで巨人へ移籍。2021年に戦力外通告を受けると、日本ハムが獲得したが、2022年オフに現役ドラフトでソフトバンクへ放出された。今オフ、2度目の戦力外通告を受けていたが、育成での再契約が発表されている。

 他の選手も、5位の西宮悠介投手は2019年、6位の横山貴明投手は2018年、7位の相原和友投手、8位の相沢晋投手は2016年に戦力外となっている。そんな中、戦力外から復活した選手も。最下位9位で指名された今野龍太投手は楽天では6年間でわずか15登板に終わった。2019年に戦力外通告を受けたが、ヤクルトが獲得。4年間で161試合に登板するなど、リリーフの中心選手となっている。

(Full-Count編集部)

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