巨人に覚醒予感の“元3冠王” 異国で無双、一時打率5割も…22歳が1軍で掴む定位置
ウインターリーグでは打率.326をマークした萩尾
巨人の萩尾匡也外野手は、2024年の春季キャンプを1軍キャンプでスタートすることが発表された。2022年のドラフトで2位指名され、2軍では好成績をマーク。今季は外野争いに加わり、レギュラーを掴み取れるか。
慶大では2年時にリーグデビューし、1学年上の正木智也外野手、1学年下の廣瀬隆太内野手(ともにソフトバンク)らとともにプレー。4年秋にはリーグ3冠王に輝き、ドラフト2位で入団した。1年目は、2軍で101試合に出場、打率.283、7本塁打36打点をマーク。しかし、1軍では打率.063(16打数1安打)、10三振と壁にぶつかった。
シーズンオフには、台湾で行われたウインターリーグに参加。序盤3試合を終えた時点では14打数7安打で打率.500、出塁率.632、長打率は1.000と好スタートを切る。最終的には打率.326、1本塁打4打点の好成績で日程を終了した。春季キャンプは昨年に続いて2年連続で1軍スタートと、首脳陣からの期待も高い。
巨人の外野陣では、丸佳浩に加え昨年は秋広優人が台頭。浅野翔吾もレギュラーを狙う。新たにルーグネッド・オドーアも加わり、争いは激化。萩尾も食らいついていく。
(Full-Count編集部)