年俸31億円→2年後に戦力外…苦しむ大谷元同僚 手術後に失った魅力「大幅に球速が落ちた」
2022年に大谷とともにプレー…シンダーガードの去就が決まっていない
かつてエンゼルスで大谷翔平投手とともにプレーしたノア・シンダーガード投手の去就が決まっていない。昨年8月にガーディアンズから放出されたから無所属が続いていたが、23日(日本時間24日)に複数球団の前でブルペン投球を披露。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のアンソニー・フランコ氏は「彼は間違いなく、3年連続1年契約甘んじることになるだろう」と見通しを語った。
シンダーガードは2015年にメッツでメジャーデビュー。これまで3度の2桁勝利を挙げるなど、通算59勝(47敗)をマークしている。2022年にエンゼルスに加入し、シーズン途中にフィリーズへ移籍。昨季はドジャースとガーディアンズでプレーしたが、2勝6敗、防御率6.50に終わった。
2022年にはエンゼルスと1年2100万ドル(約31億円)、昨季はドジャースと1300万ドル(約19億2500万円)の契約を結んだが、「今回はそれよりも低い金額の契約に目を向けているところだ」と言及。2020年にトミー・ジョン手術を受けたが、復帰後は「ほとんど手術前のような圧倒的な姿ではなかった」。2023年には、奪三振割合14.3%はキャリアワーストだった。
昨季の平均球速は92マイル(約148.1キロ)。同氏は「大幅に球速が落ちた」と言及した。一方、平均球速が93~94マイル(約150キロ~約151.3キロ)に戻れば「ローテーション終盤の先発投手になる可能性は持っている」とも言及。新天地で復活することはできるか。
(Full-Count編集部)