防御率2.20も広島退団…逆輸入に厳しい指摘 29歳右腕を待つ「かなり困難な道のり」
昨季まで広島でプレーしたアンダーソンは、タイガースとマイナー契約
昨季まで広島でプレーしたドリュー・アンダーソン投手は24日(日本時間25日)、タイガースとマイナー契約を結んだことがわかった。地元メディア「マスライブ.com」のタイガース番記者を務めるエバン・ウッドベリー氏が伝えている。メジャーのキャンプに参加できるかどうかは、現時点では不明だという。
2012年ドラフト21巡目(全体668位)でフィリーズに指名されると、2017年にメジャー初登板。5年間で19試合に登板して1勝3敗、防御率6.50だった。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」によると、四球を与えた割合は8.3%と平均だったが、三振を奪った割合は14.7%と平均をかなり下回った。
2022年には広島に加入すると、1年目は13試合に先発して3勝4敗、防御率3.60の好成績を残した。昨季は途中からブルペンに回り、21試合の登板で4勝1敗2ホールド、防御率2.20。悪くはない数字だったが、退団が発表されていた。
同サイトは「日本で安定した成績を残し、北米に戻り、タイガースに加入するアンダーソンはキャリアを通じて先発と中継ぎの両方で投げてきた」と紹介。一方で、「タイガースがどちらの役割を考えているかはっきりしないが、先発の役割に関しては、かなり困難な道のりとなる」と厳しい指摘もしている。
(Full-Count編集部)