元オリックス助っ人が“史上2人目の快挙” 2年で1本塁打の誤算も…異国で築いた地位

元オリックスのランヘル・ラベロ(写真はパドレス在籍時)【写真:Getty Images】
元オリックスのランヘル・ラベロ(写真はパドレス在籍時)【写真:Getty Images】

2021、22年にオリックスでプレーしたラベロ、ベネズエラで通算100安打

 2021、22年にオリックスでプレーしたランヘル・ラベロ内野手が、母国ベネズエラのウインターリーグで球史に名前を刻んだ。ポストシーズン通算100安打を達成し、史上2人目の快挙。全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者が、自身のX(旧ツイッター)で伝えている。

 同記者は「ランヘル・ラベロはベネズエラのウインターリーグ界でその功績をさらに広げ続けており、昨日ポストシーズン通算100安打を超えたが、これはアドニス・ガルシア(108安打)に次いで2人目だ」と投稿。「このときの打点は51に達し、アドニス・ガルシア(55打点)とフェリックス・ペレス(52打点)に次ぐ3位となった」と綴った。

 キューバ出身のラベロは、2010年ドラフト6巡目でホワイトソックス入り。2019年にカージナルスでメジャーデビューし、2年間で42試合に出場して打率.189、3本塁打、13打点だった。2021年はドジャース傘下3Aで26試合に出場し、打率.407、8本塁打の好成績を残すと、シーズン途中にオリックスに加入した。

 しかし、来日直後の2軍戦で死球を受けて左尺骨遠位端骨折。レギュラーシーズン2試合、ポストシーズン5試合の出場に終わった。中軸と期待された2022年は、24試合に出場して打率.138、1本塁打、2打点、OPS.503。結局、1年半の在籍でわずか1本塁打にとどまり、自由契約となっていた。昨季はパドレス傘下3Aでプレーし、今季はマリナーズとのマイナー契約からメジャーを目指す。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY