大谷翔平は「待てばいいだけ」 成績は関係なし…殿堂入りを確実にする「畏怖の念」
米メディア「オオタニは殿堂に入る。あとはひたすら待てばいいだけだ」
2024年度の米国野球殿堂の投票結果が発表され、将来的に殿堂入りする可能性のある現役選手の話題も多くなっている。ドジャースの大谷翔平投手の名前も当然のように挙がっており、米メディア「CBSスポーツ」は「人々が彼のことを“将来の殿堂入り選手”と決めつけ始めても悪くないと思う」と理由を説明している。
1つ目の理由は、MVPを2回受賞していること。複数回の受賞者は過去30人で、そのほとんどが殿堂入りしているという。「オオタニがもう一度MVPに選出されることがあれば、A・ロッド/ボンズ的なこと(禁止薬物違反など)をしない限り殿堂入りを意味する」と、これから3度目のMVPに輝けば確実になりそうだ。
さらには、WAR(選手の総合的な貢献度を表す指標)8.5以上のシーズンが複数回あること。米データサイト「ベースボール・リファレンス」によると、昨季まで3年連続でWAR8.5以上。「これは非常に大きな数だ。3年連続どころか、キャリアを通じて3度これに届いた選手さえあまりいない」と指摘している。
また、記者投票で選ばれる米国野球殿堂では、知名度や実際に見た印象も重要な要素だ。「メディアやファンに注目されているだけでなく、選手たちが彼のしていることに畏怖の念を抱き圧倒されている。オールスター期間中に彼らを取材すると、みな彼についてロックスターかのように話す上に、彼がどうやって(二刀流を)やってのけているのか理解さえできていない」としている。
では、今後これ以上何をしなければならないのだろうか。大谷はまだメジャーで6年間しかプレーしていない。そこで記事では、「ただ、(殿堂入り対象となる)10年の経験を積めばいいだけ」と予想。「正直(これからの)成績はあまり関係ないだろう。ショウヘイ・オオタニは殿堂に入る。私は非常に確信がある。彼は、あとはひたすら待てばいいだけだ」と太鼓判を押している。
(Full-Count編集部)