打率.217でも必要…助っ人の“神業”が「最高すぎる」 連覇を支えた好守に絶賛の嵐
素手で捕らないとセーフに…助っ人の美技に驚愕
オリックスのマーウィン・ゴンザレス内野手は、来日1年目の昨季、派手な成績こそ残してはいないももの、様々なポジションをこなしてリーグ優勝に欠かせない戦力となった。守備ではメジャー仕込みの“ベアハンド”を何度も披露。「最高級の守備」「本物」とファンからも絶賛を受けている。
PayPayドームで二塁を守った際には、牧原大成内野手の打球にダッシュし、ベアハンド捕球からの送球でアウトをもぎ取った。京セラドームでの日本ハム戦では、1死三塁の中間守備の場面からボテボテのゴロにダッシュし、素手で捕球して本塁で走者を刺した。
「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeで「大胆かつ繊細な守備『ベアハンド 2023』」とのタイトルで動画を公開。グラブで捕ればセーフとなる打球も、素手で捕球することでアウトにしてしまう“高難易度”のプレー。動画には様々な選手のプレーが収められているが、その中で目立ったのがゴンザレスに注目するコメントだ。
「何も文句言わずに最高級の守備を見せてくれるし、ここぞで打つし、打たれた投手のメンタルケアも買って出るし、最高すぎるんよ」「マーゴはベアハンドじゃないと間に合わないのばっかり。さすが」「この守備に一発があるのは十分すぎる戦力」「マーゴは本物のメジャーリーガーの守備」「マーゴはベアで掴んでから送球までがめちゃめちゃ速いからビックリする」
ゴンザレスは2012年から11年間メジャーの舞台でプレー。ユーティリティ性を武器に、アストロズ時代には世界一にも貢献した。打撃に関しては昨季は打率.217と低かったものの、チームは残留を決定。数字に現れない献身性が評価されている。