現役引退2人、支配下契約1人…巨人戦力外の厳しい現実 元ドラ1も育成から再出発
高木京介が現役引退、田中豊樹はジャイアンツアカデミーコーチに転身する
巨人で活躍した高木京介投手が28日、現役を引退することがわかった。これで、今オフに巨人から戦力外通告を受けた支配下8選手の去就がすべて決まった。ユニホームを脱いだのは2人。支配下契約を勝ち取ったのは中日に移籍した中島宏之内野手だけだったが、6選手が現役を続行する道を選んでいる。
高木の他に現役引退を決断したのは、通算116試合に登板した田中豊樹投手。球団職員に転身し、今季からジャイアンツアカデミーのコーチを務める。唯一の支配下契約を勝ち取った中島は、41歳で迎えるシーズン。通算1928安打と名球会入りまで72安打と迫っている。昨季5安打に終わったがどこまで迫れるか。
4人は育成選手からの再起を狙う。鍵谷陽平投手は、古巣の日本ハムに2019年以来5年ぶりに復帰。2017年ドラフト1位の鍬原拓也投手はソフトバンク、堀岡隼人投手はDeNA、香月一也内野手はオリックスとそれぞれ育成契約を結んだ。また、三上朋也投手は今季から2軍に新規参入するオイシックス新潟入りした。
(Full-Count編集部)