総額1681億円…高まる日本人選手の評価 大谷&山本が“最高額”、今オフ結んだ契約

ドジャース・山本由伸(左)と大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・山本由伸(左)と大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷が10年1039億円、山本は12年482億円の大型契約

 オリオールズからFAとなっていた藤浪晋太郎投手が2日(日本時間3日)、メッツと単年契約に合意したと米複数メディアが報じた。基本給は335万ドル(約4億9700万円)に出来高がついている。2023年オフ、日本人選手が結んだ契約の総額は11億3360万ドル(約1681億円)となった。

 総額の半分以上の金額は大谷翔平投手によるものだ。ドジャースと10年7億ドル(約1039億円)の契約は北米プロスポーツ史上最高額の契約となった。大谷は総額の97%に当たる6億8000万ドル(約1008億円)を後払いという異例契約となっている。

 オリックスからポスティングシステムを利用した山本由伸投手もドジャース入り。12年総額3億2500万ドル(約482億円)の契約は二刀流の大谷を除くと、ヤンキースがゲリット・コール投手と結んだ9年総額3億2400万ドル(約481億円)の契約を抜き、投手史上最高額となった。

 他にも今永昇太投手はカブスと4年総額5300万ドル(78億6400万円)、松井裕樹投手はパドレスと5年総額2800万ドル(約41億5400万円)、前田健太投手はタイガースと2年総額2400万ドル(約35億6000万円)で契約を結んだ。

 また、日本ハムからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた上沢直之投手はレイズとマイナー契約。契約金2万5000ドル(約371万円)、基本給22万5000ドル(約3338万円)だが、メジャー昇格で出来高含め最大350万ドル(約5億2000万円)となる、スプリット契約となっている。筒香嘉智内野手もジャイアンツとマイナーで再契約を結んだが、金額は明らかになっていない。

(Full-Count編集部)

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