かつてはジャッジより上も…ミス目立ち1年で退団 “最低数値”も記録した元助っ人の今後
2000年以降「各球団で最悪のWAR」…日本に馴染みある選手の名前も
巨人を退団となったルイス・ブリンソン外野手の去就は、いまだ発表されていない。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」の野球アカウント「B/Rウォークオフ」は、2000年以降、各球団で最悪のWARを記録した選手たちを紹介しており、そこにはブリンソンの名前もあった。
巨人入りした昨季は、守備面ではデータでも高指標を記録していたものの、守備の粗さや走塁ミスもあり、88試合の出場で打率.248、11本塁打35打点の成績で、1年で退団となった。
ブリンソンは2012年のMLBドラフト1巡目(全体29位)でブルワーズ入り。メジャーデビュー前年の2016年のMLBプロスペクトランキングでは16位で、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手よりも高い評価を得ていた。
しかし、メジャーの舞台で大活躍とはいかなかった。2019年にはWAR-2.1を記録し、これは2000年以降マーリンズではワーストの記録となっている。今回投稿されたデータによると、アスレチックスでは昨季の藤浪晋太郎投手の「-1.9」がワースト。ほかにも元巨人のヘラルド・パーラ外野手が2016年にマークした「-2.4」が、2000年以降のロッキーズの選手ではワーストと紹介されている。
ブリンソンは、日本でも特大アーチや広い守備範囲を披露するなど、身体能力は折り紙付き。今後、ブレークを果たすことはできるだろうか。
(Full-Count編集部)