巨人退団→3年ぶり“復帰”…戦力外の韋駄天は初のセへ 立ち位置激変、ハムV戦士の今
陽岱鋼が豪州、米独立Lを経て新潟アルビレックスBC入団
NPBの2軍公式戦に参入する「オイシックス新潟アルビレックスBC」は、陽岱鋼外野手の獲得を4日に発表した。3年ぶりの日本球界復帰となるが、このオフは日本ハムが日本一に輝いた2016年メンバーに様々な動きがあった。
2016年3月25日、ロッテと戦った開幕戦に先発した選手の現在地を見てみる。「1番・中堅」の陽岱鋼は、この年のオフにFA権を行使して巨人へ。2021年限りで退団し、豪州や北米独立リーグでプレーした。ゴールデングラブ賞4度の名手が、37歳で3年ぶりに日本球界へ復帰する。
「2番・左翼」の西川遥輝外野手は2021年オフに「ノンテンダー」となり、楽天へ。昨年は35試合出場にとどまり戦力外となった。今季はヤクルトへ。盗塁王4度の韋駄天がセ・リーグで復活を果たせるか。
「4番・一塁」の中田翔内野手は2021年途中に巨人へ移籍。このオフに契約を解除し、自由契約となって中日のユニホームを着た。課題とされている打線の起爆剤として期待される。
大谷翔平は衝撃の1041億円契約、栗山監督は「CBO」でハム復帰
大谷翔平投手はこの試合では、投手のみでの出場。2017年オフにポスティングでエンゼルスに移籍し、2度のMVPを受賞。このオフに10年総額7億ドル(約1041億円)でドジャースに移籍した。今季は全米が注目する1年となる。
「5番・DH」の近藤健介外野手は昨年ソフトバンクにFA移籍し、本塁打&打点の2冠王に。「8番・捕手」の大野奨太捕手は2017年オフに中日へFA移籍。昨季限りで引退し、中日の2軍捕手コーチに就任した。
「3番・二塁」の田中賢介内野手は2019年限りで、「7番・右翼」の谷口雄也外野手は2021年限りで引退した。現在もチームに残るのは「9番・遊撃」の中島卓也内野手だけとなる。
また、当時指揮を執った栗山英樹監督は2021年を限りに退任。野球日本代表「侍ジャパン」の監督としてWBCを制し、今季は「チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)」として復帰している。歓喜の時から8年。選手は様々な道を歩んでいる。
(Full-Count編集部)