鷹・王会長が山川穂高を評価「すごく前向き」 若手への好影響も「質問したらいい」

ソフトバンク・王貞治球団会長【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・王貞治球団会長【写真:藤浦一都】

10日は午後6時のバスで球場を後に「かなりやってくれるんじゃないか」

 ソフトバンクは11日、宮崎の生目の杜運動公園で行っている春季キャンプで第3クール2日目を迎えた。王貞治球団会長が取材に応じ、山川穂高内野手について言及。「彼の場合はホームラン王を3回も取っている選手。本来の力は十分ある。ここまでの動きを見てもすごく前向きに取り組んでいますよね」と、仕上がりを評価した。

 このキャンプでは午後2時以降は自主練習の時間を設けられている。山川はランチ特打の後にもバットを振り、10日は午後6時のバスで球場を後にするまで打撃練習に励むなど、精力的な姿勢を見せている。

 王会長も「バットを振っている数もすごいし、放りこんでいる本数もすごい。ファンの方から拍手がある、期待感が持たれているというのは、ホームランを自分で作れる選手。かなりやってくれるんじゃないかと思います」と期待を寄せた。

 王会長は、若手への好影響もあると話す。「よく打てる人っていうのは、若い人が目指すものを持っている。感覚的なところもよく話を聞いた方がいい。どういう感覚を持って打っているのか、本人の考えに触れるのは大事なこと。若い人もどんどん質問したらいい」と促していた。

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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