1800億円補強でも「No.1」になれず 大谷翔平に立ちはだかる“もう1つのスター軍団”
ドジャースのワールドシリーズ制覇の確率は「2位」
大谷翔平投手や山本由伸投手らの獲得に約1800億円を投じ、キャンプインを迎えたドジャース。他にもタイラー・グラスノー投手やテオスカー・ヘルナンデス外野手らを加え、世界一奪取と行きたいところだが、球界全体で見ると戦力は「ナンバーワン」ではないのだ。
野球専門の米データサイト「ファングラフス」が算出したデータによると、ドジャースのワールドシリーズ制覇の確率は15.4%。十分高い確率ではあるが、ブレーブスの26.6%が断トツとなっている。
ドジャースは大谷、ムーキー・ベッツ外野手、フレディ・フリーマン内野手、クレイトン・カーショー投手と元MVPを4人擁するが、ブレーブスも負けていない。昨年MVPを獲得したロナルド・アクーニャJr.外野手をはじめ、本塁打と打点の2冠王となったマット・オルソン内野手らを擁し、昨年は4人が100打点以上をマークし、チームでメジャー史上最多タイとなる307本塁打を放った。
投手陣もスペンサー・ストライダー投手や、マックス・フリード投手、チャーリー・モートン投手といった好投手が揃っており、抜け目がない。「ファングラフス」によると、ドジャースのプレーオフ進出確率は93.7%。大谷の初のプレーオフ進出となる可能性はかなり高いが、世界一となると、ブレーブスという大きな壁が立ちはだかりそうだ。
(Full-Count編集部)