大谷翔平のド軍移籍で…荒れたライバル球団のチャット ジ軍エースに芽生えた闘争心
ウェブが明かす大谷移籍までの舞台裏…球団幹部に「100万回メールした」
大谷翔平投手がドジャースへ移籍し、同じナ・リーグ西地区のライバルであるジャイアンツの選手たちからは悲痛な声が上がっている。エースのローガン・ウェブ投手もその一人。「あそこに行かなければいいと思ったよ。結果的には行ったけど」と笑った。
ジャイアンツとドジャースはナ・リーグ西地区でライバルとして知られている。ドジャースは今オフ大谷、山本由伸投手ら大型補強に成功した一方、ジャイアンツはその2人を逃し、2022年オフはアーロン・ジャッジ外野手の獲得を逃すなど、補強失敗が続いている。
ウェブは米メディア「ジョムボーイ・ベースボール」のポッドキャスト番組「クリス・ローズ・ローテーション」に出演し、オフを振り返った。交渉した幹部には毎日メールを送ったという。「100万回くらい。毎日ね。彼らは進捗状況を言えなかったと思うから、正直言って迷惑だったと思う。オーナー陣の1人と一緒にゴルフに行ったときにも聞いたよ。『I don’t know』って言われたよ」と笑った。
司会のクリス・ローズ氏が「興味本位で聞きますが、彼が地区ライバルのチームに移籍すると知ったとき、チームのグループチャットでFワードを書いた人はいましたか?」ときわどい質問も。それに対し「投手陣は皆そんな感じの反応だったよ」と大荒れだったことを明かした。それでも「最初からあそこに行くと私たちは予想していたよ。なので、驚きはなかったよ」と振り返った。
ジャイアンツにとっては最悪の結末。ただ、ウェブは“ビートLA”に燃えているようだった。「彼らと対戦できる。彼らとは対戦したくないけど、私のなかにある闘争心が最高の選手を倒したいという気持ちでいる」とメラメラだった。
(Full-Count編集部)