大谷翔平のド軍移籍「去年から予感あった」 トラウトが初言及「彼のことを思うと嬉しい」
2か月の沈黙も「彼が決断する前に色んな人が私に(感想を)聞いてきた」
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が、大谷翔平投手のドジャース移籍について初めて言及した。12日(日本時間13日)にエンゼルス公式ラジオ局のキャスター、トレント・ラッシュ氏が司会を務めるポッドキャスト番組「Angels Recap with Trent Rush」に出演。約2か月にも渡った沈黙をついに破った。
大谷は12月9日(日本時間10日)に10年総額7億ドル(約1045億円)の超大型契約でドジャースと契約合意。トラウトとは「トラウタニ」と呼ばれる名コンビで愛されたが、ポストシーズンには一度も進出できずに解散となった。昨年3月にはWBC決勝の最後の打者として対戦し、大谷が三振に斬って話題となった。
トラウトは「彼が決断する前に色んな人が私に(感想を)聞いてきた。ネットを見ていると、去年からドジャースに移籍する予感はあった」と言及。トラウタニは解散となってしまったが、「彼のことを思うと嬉しいことだし、十分に値することだと思うよ」とメジャー史上最高額の超大型契約を称えていた。
エンゼルスは2019年にトラウトと12年総額4億2650万ドル(約637億円)で契約延長。オプトアウトなしで39歳を迎える2030年までの事実上の生涯契約を交わしている。しかし、チームはメジャー最長となる9年連続でポストシーズン進出を逃しており、その中で大谷が流出するという厳しい状況が続いている。
(Full-Count編集部)