阿部監督、巨人OBも絶賛…逸材左腕は「期待できる」 “アクシデント”に動じぬ投球術
高橋尚成氏が公式YouTubeでドラ5又木鉄平を高評価
巨人、メジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。宮崎キャンプの紅白戦(11日)で実戦初登板を果たした巨人のドラフト5位・又木鉄平投手を絶賛した。
日本生命から入団した左腕は、3年目の岡田悠岐外野手を見逃し三振。続く大城卓三捕手には左前に運ばれた。さらに増田陸内野手を打ち取ったと思われた飛球を、中堅のドラフト3位・佐々木俊輔外野手がグラブに当てたが捕球できず。1死二、三塁とされたが、育成のフリアン・ティマ外野手を高め直球で空振り三振。最後は増田大輝内野手を一直に仕留めて、無失点に切り抜けた。
高橋氏は25歳の又木の投球について「注目されていますし、球持ちも凄くいい。切れ自体も感じる。コントロールも凄くいい。社会人出身で投球術だったり、そういうものは期待できる投手かと思う」と高く評価した。
味方の失策でピンチを招くも、無失点に切り抜けたことに「シーズンではいくらでもあること。初実戦でそういうことが起きて、浮わついた気持ちになることもあるけど、メンタルをコントロールして投げられていた。良かった」と社会人出身ならではのマウンドさばきにも注目していた。
又木は7日に実戦形式のシート打撃に登板。打者6人を無安打4奪三振に抑え込み、阿部慎之助監督も「力感のないフォームから、(球速が)144~145(キロ)出る。真っすぐで空振りを取れるのは魅力的ですよね」と絶賛していた。