「パワー不足!」で火が付いた? 大飛球連発の大谷翔平、同僚から愛あるイジリ
練習エリアを間違えた大谷に同僚が“総ツッコミ”
ドジャースの大谷翔平投手が新加入ながらもキャンプを通じて、どんどんとチームに馴染んでいる様子をディノ・イーベルコーチが“証言”している。
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者が「ショウヘイ・オオタニの打撃練習の全貌。ドジャース春季キャンプ最大の見せ物」と伝えているもので、16日(日本時間17日)の練習で、大谷は広大な面積を誇るドジャースのキャメルバックランチ施設で最初、間違ったグラウンドに向かって行ったという。
大谷はイーベルコーチが打撃投手を務めていたグラウンドに呼び戻されると、テオスカー・ヘルナンデス外野手ら打撃練習で同組の同僚が喜んで見つめていたという。イーベルコーチは「みんなが『お前なにやってんだよ?』という感じだったね」と笑いながらそのときの様子を振り返った。
その後も大谷の打球が外野フェンスまで届かなかったり、その奥にある駐車場に飛び込むような打球でなかったりした際に、ミゲル・ロハス内野手が皮肉交じりに「パワー不足!」と愛のある“イジり”。この発言にはMVP2度の大谷も笑っていたという。結果的に26スイングで推定150メートル弾を含む13本の柵越えを見せ、“パワー不足”でないことを簡単に証明した。
イーベルコーチは「彼(ロハス)はそういうことが好きなんだと思う。彼はその(冗談を言い合う)一員になりたいと思っている。相手がショウヘイだからといって、(周囲は)尻込みしなくていい」とコメントしている。大谷はすっかり新天地に溶け込んでいる。
(Full-Count編集部)