大谷翔平めぐる“騒動”の一部始終 米メディア興奮「生放送すべき」も…連絡ミスで決着
張り出された練習メニューには大谷が術後初のライブBPで打つメンバーに
ドジャースの大谷翔平投手がキャンプでの練習メニューをめぐり、ちょっとした“騒動”が起こった。地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のビル・プランケット記者が、その“一部始終”を伝えている。
16日(日本時間17日)、米アリゾナ州グレンデールの球団施設のクラブハウスに張り出された練習メニューでは、大谷がライブBP(実戦形式の打撃練習)に参加するとされており、アレックス・べシア投手かナビル・クリスマット投手との“対戦”が組まれていた。
大谷の手術後、経過順調を示す初のライブBPとあって日本メディアを中心に報道陣が予定されていたグラウンドへ集結。米メディア「ドジャース・ネーション」でもライブ配信動画で司会者が「今日オオタニがライブBPを行う。全員に知らせてくれ。これが実現する。期待が一気に高まっている。これは生放送すべきだ。子供たちは学校に行っている場合じゃない。ドジャースのユニホームを着たショウヘイ・オオタニのライブBPを見るために、今日は米全土を祝日にすべきだ」と興奮気味に伝えるほどの注目された。
しかし、ライブBPのグラウンドに大谷は姿を見せず、コーチが打撃投手を務めたフリー打撃で快音を連発させた。プランケット記者が練習後に大谷にライブBPを行わなかった理由を尋ねると、もともとこの日に予定されたメニューではなかったそうで「どうやらコミュニケーションミスがあったようだ」と記した。
プランケット記者は自身のX(旧ツイッター)に「今日ライブBPを行わなかった理由を聞いた。彼は、もともとそういう計画ではなかった、スケジュールに載るべきものではなかったと言った。”Next week(来週)”と彼は言った」と綴っていた。
大谷の注目度の高さを改めて示した“狂騒曲”だった。
(Full-Count編集部)