逸材20歳が「バケモンだろ」 わずか10試合で侍J選出…初打席で見せた“衝撃の一打”
ロッテとの練習試合に「4番・右翼」で出場し初回に2ラン
野球日本代表「侍ジャパン」に選出された広島の田村俊介外野手が早速、バットで実力を披露した。17日のロッテとの練習試合に「4番・右翼」で出場すると、初回に右翼へ先制2ラン。「侍でも打てそう」「さすが! 侍ジャパン」と称賛が相次いだ。
高めに浮いた球を迷わず振りぬいた。初回2死一塁、カウント1ボール1ストライクから東條の真ん中高めの直球を右翼席へ。観客からもどよめきが沸き起こると、悠々ダイヤモンドを1周した。
愛工大名電高から2021年ドラフト4位で入団した20歳。入段当初は二刀流も検討されていたが、打者に専念した。昨季は10試合の出場ながら22打数8安打、打率.364をマークすると、3月に行われる「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ 2024 日本 vs 欧州代表」に出場する日本代表にサプライズ選出された。
侍ジャパンの井端弘和監督も「レギュラーシーズン次第では日本を代表するバッターになると思います」と素材を高く評価。早速見せた大器の片鱗にSNSでは「田村えぐい!開幕4番で」「選ばれただけあってやっぱりいい打者なんやな」「田村俊介バケモンだろ」と驚き声が上がっている。